卒業式:袴のコーディネートについて2
今回は、シンプルな小振袖(袴の上のきもの)を、華やか・もしくは個性的にアレンジしてみます。
きものコーディネートのスタンダードとしては、上の着物が明るければ下の袴を暗めに。上が暗ければ下を明るく、というものがあります。
それ以外にも、あえて上も下も明るくしたり、両方暗くすることもできますが、それらは少し個性的になさりたい場合のコーディネートです。
上がシンプルな場合、このように、かなり明るいコーディネートをすることができます。上に柄がすくないので、袴部分には絵のように、たっぷり矢ガスリ模様で固めてもいいでしょう。
レトロにまとめられたい場合、このような黄緑色にしてあげると、古式ゆかしくも、かわいらしさを残すことができますが、袴にはかならず、これぐらいの模様が必要です。
温かみを持たせたい場合、このようにチェック模様にして、上下のバランスをととのえてあげるといいでしょう。
(裏技ですが、当店では上下セットをご利用いただく場合、小振袖のみに金額表示をしております。つまり、あえてリーズナブルな着物をお選びいただき、袴で華やかにアレンジを加えることができます。)