結婚指輪の話:七月:ルビー・カーネリアンについて
石言葉は、情熱・純愛・仁愛・勇気・仁徳。赤のイメージにぴったりの石言葉です。ラテン語で「赤」を意味する「ルベウス」から来ています。
ルビーは今でこそ人工でつくることができますが、それでも希少な石に変わりありません。モース硬度、つまり摩擦への耐性強度は9。ダイヤモンドに次ぐ硬度の石です。
ルビーの産地はアジアに偏っていて欧米では採れないうえに、そのうちで美しい光彩の石や、3カラットを超える石もきわめて稀となるのです。
7月の誕生石は炎をイメージする、赤系の宝石が占めます。
つづいてカーネリアン。
紅玉髄とも呼びます。あのふしぎな波模様をもつ石メノウも、組成としてはこのカーネリアンの仲間です。(下はメノウ)
石言葉は、勇気・友情・連帯・喜び。
カーネリアンはラテン語で「肉」を意味するカルニスに由来するといわれています。
どちらも赤なので、ご自分の誕生石をイメージするとかで、たとえばドレスのご使用のときにも、赤色のドレスや赤色のテーブルクロスなどを用いてもいいかもしれません。