袴のコーディネート154

茜色の矢ガスリに込めた物語 – 卒業式袴の美しさと歴史

二尺袖品番:M798 袴品番:439
対応身長

152cm~156cm
157cm~160cm
161cm~165cm

3つのサイズあります。

(現在は卒業式のみのレンタルで対応しております。山口市以外へのレンタルはいたしておりませんが、成人式ご利用の方は遠方への送付も承ります。また、画像のきもの袴セットは予約済となっていることもありますので、この着物が良いという場合はお電話かメールでのご確認を宜しくお願い致します)

茜色の矢ガスリに込められた物語

茜色の矢ガスリに、紫と白の矢ガスリが交差する。古式豊かな装いは、150年前の明治初期に始まった、女性が袴を着る文化をしのばせます。

矢ガスリとは、江戸時代に男性が身につけた袴を女性が模倣したものです。その誕生エピソードには、当時の女性たちが活躍した姿や、袴を身に着けることで感じた新たな自由と独立の気持ちが詰まっています。

袴は無地の紫を纏い、その清らかな色合いが古典的な雰囲気を高めています。茜色と紫、白の交差する矢ガスリは、時代のはざまで煌めく女性たちの強さや美しさを象徴します。紫色は古来から高貴さや神聖さを表し、茜色は情熱と信念を示す色。

明治時代初期、女性たちが袴を着用したことは、当時の社会の変化とともに歩む女性の力強さを物語ります。袴を着ることで、女性たちは新たな自己表現の場を見つけ、社会的な地位を高めていきました。

茜色の矢ガスリを纏い、新たな一歩へ

茜色の矢ガスリに込められた物語は、時代を超えて今も色褪せることはありません。その古典的な美しさと女性の力強さが、卒業式の舞台で新たな一歩を踏み出す女性たちを祝福するでしょう。


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