袴のコーディネート169

日本古来の美意識を反映した矢ガスリの着物 | 豊かな伝統とモダンなデザインの融合

二尺袖品番:363 袴品番:530
対応身長
140cm~143cm

(現在は卒業式のみのレンタルで対応しております。山口市以外へのレンタルはいたしておりませんが、成人式ご利用の方は遠方への送付も承ります。また、画像のきもの袴セットは予約済となっていることもありますので、この着物が良いという場合はお電話かメールでのご確認を宜しくお願い致します)

矢ガスリの着物:伝統と現代の美意識が融合したファッション

日本古来から女性用袴として愛されてきた矢ガスリの着物は、伝統とモダンなデザインの融合を象徴しています。その独特のデザインは、ベージュと深緑の矢羽根が交差する美しい模様が特徴的です。

着物の華やかさを引き立てる伊達襟には、赤色に菊のモチーフが施されています。菊は日本のシンボルとして知られ、長寿や幸福を象徴する花として広く愛されています。

クリームホワイトの帯には、小さな蝶が羽ばたく美しい刺繍が施されています。蝶は自由と変化、そして美しさを象徴し、着物に優雅なアクセントを加えています。

袴には150年以上にわたって用いられてきたエンジ色が採用されています。エンジ色は力強さと風格を表し、歴史と伝統の重みを感じさせます。こちらには桜の刺繍が施されており、春の訪れや新たな始まりを象徴しています。

女性が袴を着るようになった背景には、近代の女性の自立や社会進出の象徴としての意味もあります。袴はかつて男性の服装であったものが、女性の自由なファッションとして受け入れられるようになった変遷を物語っています。

矢ガスリの着物には、伝統と現代の美意識が融合した、豊かな文化の象徴が詰まっています。華やかでありながらも力強さを感じさせるこの着物は、卒業式などの特別な日にふさわしい一着と言えます。

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