振袖のコーディネート018
振袖品番:793 帯品番:1116
対応身長
155cm-161cm
(現在は成人式のみのレンタルで対応しております。山口市以外へのレンタルはいたしておりませんが、成人式ご利用の方は遠方への送付も承ります。また、画像のきもの振袖セットは予約済となっていることもありますので、この着物が良いという場合はお電話かメールでのご確認を宜しくお願い致します)
成人式にふさわしい伝統的な深紅の振袖
今回ご紹介するのは、成人式にぴったりな伝統的な深紅の振袖です。深紅の生地には、金粉や金箔をふんだんに使ったデザインが施され、日本の古典美を余すことなく表現しています。この振袖は、華やかでありながら品格を持ち合わせた特別な一着です。
振袖のデザインには、白牡丹と黒牡丹が金で縁取られています。牡丹は「富貴」や「高貴」を象徴する花で、その大きく美しい花びらは豊かさと華やかさを表現します。白牡丹は純潔と高貴さを、黒牡丹は神秘と力強さを意味し、対照的な美しさを持つ二つの牡丹が深紅の生地に映えます。
さらに、黄金の鶴が描かれたデザインは、長寿と幸福を象徴します。鶴は日本の伝統的な吉祥文様であり、その優雅な姿は振袖に一層の華やかさを加えます。朱色や赤の松の葉もデザインに取り入れられており、松は「不老長寿」を象徴する植物です。松の葉の力強い緑と朱色が、振袖全体の調和を図りながら、美しさを引き立てます。
地模様には菱がびっしりと彫りこまれています。菱模様は古くから日本の装飾に用いられてきた伝統的なデザインで、無限の繁栄や調和を象徴しています。細かな菱模様が生地全体に織り込まれることで、奥行きと立体感が生まれ、振袖の上品さをさらに引き立てます。
コーディネートにもこだわりが光ります。帯にはすっきりとした銀の帯を合わせ、振袖の豪華さを引き立てつつ、バランスを取っています。銀色は高貴さと洗練を象徴し、深紅の振袖とのコントラストが美しく、全体に落ち着いた印象を与えます。帯揚げには純白を選び、清潔感と明るさをプラスしました。さらに、伊達襟には現代の流行を取り入れ、ほんのりとフリルの入った紺色のものを合わせました。この紺色が全体のコーディネートにアクセントを加え、現代的なエレガンスを演出します。
深紅の着物に金で縁取られた白牡丹と黒牡丹、黄金の鶴、朱色や赤の松の葉、そして菱模様が織りなすこの振袖は、日本の伝統美と現代のスタイルを見事に融合させています。成人式という特別な日に、この振袖を身に纏うことで、華やかでありながらも気品あふれる存在感を放つことでしょう。
こういう袴の組み合わせも見てみたい! というご要望があれば、下記インスタグラムなどからご要望などお送りくださいませ。
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