前撮りについて(婚礼)
結婚式をなさる方には「前撮り」をなさる方がいらっしゃいます。
前撮りには、結婚するときの姿を残す、という意味以外に、いくつかあります。
・衣裳の着映え(ビジュアル。メイクの良しあしなど)をたしかめる。
・和装の場合、衣裳の着心地(機能的な部分。白無垢や色打掛の着付けの良しあし)をたしかめる。
・当日;本番時に着る予定のないor着る時間スケジュールの合わないor当日にかかる費用削減のため、前撮りのみに着る衣裳を写真に残す。
・美容師様との相性をたしかめる。
などが理由を占めます。
また、写真撮りには当日結婚式とちがったアレンジを加えることができます。
たとえば髪型。
当日、いろんな方々にお披露目になるドレスや和装などには、ありったけの流行やテーマを入れるのがメジャーです。
ですが前撮りの場合、写真はずっと残るもの。選択肢としては、流行に乗らず、ずっと続くスタンダードな髪型にする、という方法もあります。
そしてその写真を、生まれているであろうお子様に見せてあげるのだと思うと、ワクワクしますね。
もちろん、写真撮りだからといって流行を追ってはいけないというものでもありません。そのときの時代、流行、思いを表すものでもありますので、ありのままを写真に残すのも、一つの方法です。
すべては、新郎新婦様の思いで、決めるべきところですが、およそこの二つで説明できるでしょう。