ブライダル:サムシングフォーについて

サムシングフォー一例

サムシング・フォー
直訳すれば何か四つ、という意味になります。

結婚式にこれを行うと、幸せになれる、というおまじないです。欧米発祥のおまじないで、もちろんあちらの各国で、結婚式に用いられているといいます。

もとは「聖書」にならぶ道徳書にして童謡の「マザー・グース」(ガチョウおばあさんの意)に載っている言葉とのことです。

なにかひとつ古いもの(Something old)
なにかひとつ新しいもの(something new)
なにかひとつ借りたもの(something borrowed)
なにかひとつ青いもの (something blue)
・そして靴の中には6ペンス銀貨を (and a sixpence in her shoe. )

という歌のフレーズが、マザー・グースの一説にあります。これはとくに欧米で親しまれ、今に至るというわけです。(最後の6ペンス銀貨は、すくなくとも日本では言われていないようです。)

つまり、結婚式で幸せになるには、新婦様がこれら四つを身に着ければいいのです。

例:

何か古いもの ➡ おばあ様や、お母様から受け継いだブレスレットなど。(サムシングフォーは外から見えない位置でも大丈夫とのことですので、インナードレスや、靴などでも良いようです)

何か新しいもの ➡ この結婚式のために揃えたもの。ブレスレットであったり、ミサンガであったり、何かご自分が所有する物を身に着けると良いようです。

何か借りたもの ➡ 友達やご家族から「借りたもの」。髪留めやブレスレットなどがいいでしょう。

何か青いもの ➡ 青いブレスレットや青いネックレスなど。

いちばん簡単に揃えられるのは、やはりブレスレットなのではと存じます。ブレスレットを左手首に4重に巻けば、サムシングフォーのできあがりです。

きっと新郎新婦様を、幸せに導いてくれることでしょう。