ブライダル:リングピローについて
リングピローとは、結婚式において、指輪を交換するまでの間、置いておくための小さなクッション台座のことです。
チャペル式(教会挙式)においては、リングべアラーと呼ばれる小さな男の子(甥っ子さんや、ご友人の子供さんなどがよくなさいます)が、花嫁とともに入場して運ぶものですが、いらっしゃらなければ牧師さんが運ぶ時もあります。
このリングピローは歴史のあるもので、ほんらいは、古代エジプトがはじまりで、結婚式が行われている間、宝石を装飾のほどこされた枕状のものの上にのせて飾っていたことによります。
その文化がヨーロッパに伝わり、侍従や召使などが王侯貴族に何かを渡す際、直接手で渡すという事はなくピローにのせて渡すようになり、時とともに転じて、一般の間で、結婚指輪を交換することが一般的になったとのことです。
このリングピロー、大事なものを受け渡すものでもあるため、手作りになさる方もいらっしゃいます。インターネットで、手作りキットもありますので、探してみてください。