チュニックタキシードについて

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ほんらいチュニックとは、女性の洋服にも使うものですが、婚礼業界ではタキシードの種類となります。
ロングタキシードやフロックコートとくらべると、上着の丈がみじかく、さいきん流行りのスーツ(背広)に形状が近いものと言えます。

チュニックの語源は、古代ギリシャ・ローマや中世の東ローマ帝国で用いられていた「トゥニカ」(羅: tunica)からきています。今とは違い、長さもまちまちで、地面すれすれのものから、膝丈まであったのです。
それから近世になると、ヨーロッパでは軍服の形がかわっていき、それが「チュニック」と呼ばれるようになっていきました。背広やタキシードは、襟を立てることができたり、ポケットに傘があるのも、軍服時代からの名残です。