結婚指輪の話:一月:ガーネットについて

ガーネット:ざくろ石

ガーネット。この呼び名は、この石の形が柘榴の果実の中の粒に似ていることから、ラテン語の「種子のような」を意味する「グラーヌス(qranatus)」からつけられた、といわれています。日本ではそのまま「ざくろ石」とも呼ばれています。石言葉は「真実・友愛・忠実・勝利」などがあります。

メジャーな色は赤色とか夕日色ですが、含有される物質により、色が変わります。したがって、赤色、橙色、黄色、緑色と、さまざまな種類のものがあり、ときとして名前もパイロープやアルマンディンというふうに、変わっていくこともあります。
このガーネットを丸く磨き上げられたものを、カーバンクルといいます。こちらはラテン語で「燃える石炭」または「小さな石炭」という意味です。

赤、という色のイメージの通り、石言葉にも語源にも、行動的な、アグレッシブな意味合いが強いようです。(一月生まれで)情熱的に人生を進みたいという方に、そういうメッセージを結婚指輪にこめるのも、ひとつの手かもしれません。