結納について(3)振袖を着る場合の衣装選び

結納で着る衣裳の選び方を、和服になさる場合についてご説明します。
もし和装を着るのなら、訪問着よりは、可能であれば振袖がいいでしょう。
ただコーディネート方法としては、振袖とは趣を変えた方がよさそうです。成人式では可愛らしくしたり、目立たせたり、綺麗にしたり、と、いろいろな提案方法がありますが、結納の場合(結婚式のおよばれで振袖を着る場合にも)は、それよりは少々、おさえた色使いをおすすめします。

たとえば振袖の柄選びなどでは、ご両家が面会する場所ですので、ふだんよりもシックな、エレガントな見せ方、着こなし方を心掛けたほうがいいでしょう。
柄の一般的なものといえば、やはり古くから続く古典柄。本紋や七宝模様、市松の入ったものがいいでしょう。ただしご両家の同意などがあれば、バラなどのモダン柄のものを選ばれてもいいでしょう。