振袖のコーディネート022
振袖品番:864 帯品番:1206
対応身長
156cm-165cm
(現在は成人式のみのレンタルで対応しております。山口市以外へのレンタルはいたしておりませんが、成人式ご利用の方は遠方への送付も承ります。また、画像のきもの振袖セットは予約済となっていることもありますので、この着物が良いという場合はお電話かメールでのご確認を宜しくお願い致します)
承和色の振袖で迎える特別な成人式
成人式の振袖選びは、その日を特別に彩る重要なポイントです。今回は、深みのある黄色、承和色(そがいろ)の振袖をご紹介します。この振袖には大きな牡丹と菊、さらに桜と藤の花があしらわれ、白や黄土色で染められています。これらの花々が承和色の背景に美しく調和し、エレガントな雰囲気を醸し出しています。
古典的な美を象徴する帯と花々のデザイン
帯には黒地のものを選び、桜と笹の葉の刺繍が施されています。この黒い帯が着物の鮮やかな黄色を引き立て、全体のバランスを保っています。また、伊達襟には白いパールがあしらわれたエンジ色を使用し、さらに帯揚げにも同じくエンジ色の綸子(りんず)を用いることで、統一感と高級感を持たせています。帯締めには白を選び、着物全体の色合いと親和性を高めています。
承和色は古来から高貴な色とされ、着る人に威厳と品位を与えます。この深い黄色は、日本の伝統文化の中でも特に重要な位置を占め、歴史的にも高貴な色として認識されています。牡丹は「富貴」の象徴とされ、美しさと豪華さを表現する花です。一方、菊は「長寿」と「高潔」の象徴で、桜は「儚さ」と「美しさ」を、藤は「優雅さ」を表現します。これらの花々が一つの着物に集約されることで、豊かな意味と美しさが融合し、特別な一日を華やかに演出します。
黒地の帯に施された桜と笹の葉の刺繍は、古典的な美を象徴しています。桜は日本の春を代表する花であり、その美しさは人々に愛され続けています。笹の葉は生命力と永続性の象徴であり、成長と繁栄を意味します。これらのモチーフが黒地の帯に施されることで、振袖全体に深みと趣が加わります。
高貴でエレガントな装いで新たな門出を祝う
伊達襟や帯揚げに用いたエンジ色は、着物全体に温かみと落ち着きをもたらします。エンジ色は日本の伝統的な色の一つで、その深い赤は高貴さと優雅さを象徴します。白い帯締めが全体を引き締め、洗練された印象を与えます。
成人式という特別な日にふさわしい、この承和色の振袖は、高貴でエレガントな雰囲気を持ちながらも、温かみと華やかさを兼ね備えています。この着物をまとえば、人生の新しい門出を華麗に彩ることができるでしょう。
こういう袴の組み合わせも見てみたい! というご要望があれば、下記インスタグラムなどからご要望などお送りくださいませ。
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