ネイルについて

ネイルアート
爪に何かをほどこす、というのは、少なくとも紀元前3000の古代エジプトには確認されています。(ちなみに、高貴な身分の人物ほど、濃いネイルをしていたそうです)
そのころのネイルはまだヘンナというエジプト由来の草を使っていたのですが、時代が進み日本には平安時代に伝わってきたといいます。そのころは野草のホウセンカやベニバナの花の汁を用いて爪に色をつけていました。

それから20世紀初頭アメリカでようやく、マニキュアの起源がうまれたのです。

そして近年になり、(当店の衣装に関わるところでいえば)成人式、卒業式、そして結婚式に、ネイルをデコレートするようになったのです。

その装飾のしかたですが、

ネイルチップ
いわゆる付け爪のことです。両面テープや専用の接着剤で、ご自分の爪と、付け爪を固定します。たいていはアクリル樹脂製。形もさまざまですので、最寄りのネイルサロンやインターネットで、お好みのものを探すといいでしょう。

スカルプチュア
元は「彫刻(スカルプチャー sculpture)」という意味の英語です。
付け爪ではなく、爪に直接、細工をほどこして、爪の長さを変えて演出することです。
付け爪とは違い、かなり丈夫なのも特徴の一つです。

ほんらい、ネイルにもさまざまな種類と名前がありますが、大きく分けるとこの二つです。