ブライダル:写真撮りスポット(県政資料館)
ブライダルにおいて、前撮り写真というのがあります。
結婚式のおこなわれる前に、あらかじめ、じっさいに結婚式衣裳を着て写真を撮るというもので、女性の成人式、卒業式にもなされます。
これをおこなう理由はさまざまで、
・結婚式当日の予行演習的意味合い。
・忙しさが予想される結婚式当日のために、前もって写真撮りだけ済ませておきたい。
・結婚式にご出席になれない遠方の方のために、写真を残して見せてあげたい。
そのほかにも、新郎新婦様それぞれに、さまざまな理由があるようです。
さてこの前撮りのロケーション、つまり写真館ではなく「外」で写真撮りする、という方法がございます。
山口市において、その前撮りスポットのひとつが山口県庁さま敷地内の「県政資料館」です。
この、古典色調のつよい建築物ですが、大正2年に起工し、大正5年に完成したものです。
設計にかかわっているのは、のちに国会議事堂の設計スタッフとなった武田五一、大熊喜邦。どことなく似ているのも、そのためです。
そして、時代を経て昭和59年12月28日に国の重要文化財に指定されたのです。
結婚式の話にもどって、この県政資料館さまの強みは、なんといっても(休館日である月曜をのぞけば)雨が降っても使用できるということ。
つまりスケジュールさえきっちり組まれれば、安心してお使いいただけるスポットということです。