結婚指輪の話:九月:サファイア&アイオライトについて

サファイア。ルビーの親類で、組成はほとんど同じですが、内包する物質の違いで青く見えます。
語源はラテン語のサフィラスや、ギリシャ語のサフェイロスに由来する、「青」を指す言葉から来ています。
石言葉は、慈愛、誠実、高潔、徳望など。

サファイア

余談ですが、サファイアの中には、アレキサンドライトのように光源によって色が変わるものがあります。カラーチェンジサファイアと呼ばれ、希少価値がぐんと上がります。

つづいてアイオライト。

アイオライト

別名ウォーターサファイア。ただ、組成はサファイアとちがい、コランダムではなくケイ酸塩鉱物でできています。
石言葉は「初めての愛・徳望・誠実・心の安定・癒し・不安の解消」です。

青い色には、心を落ち着ける効果があるといいます。硬度は高いですが、やはりこれも結婚指輪にもちいるなら、指輪の裏面がよろしいでしょう